Nekrotische Kunst -12ページ目
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The Black House

KRIEG - The Black House
今回も事情により過去の音源。Lord Imperial氏率いるアメリカのプリミティブブラックメタルバンドKRIEG。現状の単独作としては最新作にあたる3rdフルです。RAWだけど劣悪ではない音質で走りまくってます。スタイルが似ているわけではないですがDARKTHRONE辺りに通じる熱さというか迫力というか、説明のつかないオーラがあります。こういうのは理屈抜きにかっこいいです。中身も説明しようがありませんがよい音源です。

ラストの曲はThe Velvet UndergroundのVenus In Fursのカヴァー!さすがにこの選曲はわかんないです。アルバム中の曲からは思いっきり浮いてます。       

The Taste Of Victory

NOKTURNAL MORTUM - Tasre Of Victory
そろそろ新譜をリリースするとの噂のウクライナ産ブラックメタルNOKTURNAL MORTUMのミニアルバム"Taste Of Victory"をご紹介。ウクライナのシンフォニックブラックと言えばこのバンドを思い出す人が多いかと思われますが新譜である"Weltanschauung"からの先行ミニ+1曲である今作ではかつてのシンフォニックブラックスタイルではありません。ミドルテンポ主体のトラッド色豊かなNS・ペイガンブラックのスタイルです。ブラストビートとかも叩いてないですので以前のスタイルが好きな人は少々面食らうかも知れません。攻撃性は随分と薄まりましたが以前から披露していた民族的なパートは健在です。個人的にはこの路線もあり、と言った感じで新譜にも期待しております。
先行ミニ+1曲の1曲ですがこちらはNSコンピアルバム”The Night And The Fog part2”に収録されている曲です。録音時期は他の曲より前でこちらの曲の方が以前のNxMxっぽい感じがしますね。これもミドルテンポの曲ですがかなりいいです。切なげに響く笛の音が素晴らしいですね。コンピ提供版とは曲の終わり方が違うらしいですが未確認です。

Weathering the Curse

DRAUGAR - Weathering the Curse
最近買ったといわけではないですが何点か少し前のものを紹介しようと思います。このDRAUGARはHildolf氏による一人ブラックメタルです。サンフランシスコのバンドでこれも鬱系の括りに入ります。先に紹介したLEVIATHANに近い音楽性をしてますね。ただ、こちらはLEVIATHANと違ってノイジーです。ヴォーカルのエフェクトのやかましさはかなりのものです。ヴォーカルに限らずノイジーに加工されているんですが、そのせいか音割れを起こしています。さすがに少々耳障りなとこもあるのでこれは好みがわかれるところだと思います。あとDRAUGARはkeyを使用してます。keyは全体的にアトモスフェリックな感じをしていますがところどころ不穏さを感じさせるようにも響きます。中々良質の病み物件ですね。私は中々気に入りました。

ここで一曲試聴可能です

アーティスト: Draugar
タイトル: Weathering the Curse
興味あったらどうぞ。単品なら送料無料だしここが一番安いでしょう。

Verrater

LEVIATHAN - Verrater
サンフランシスコ出身。Wrestなる人物による一人ブラックメタル。'98~'00年の間に録音された音源を集めたものだそうです。1st、2ndと気に入ったのでこの音源集も聴きたいと思い購入。結構探しました。所謂鬱ブラック系の括りに入る音楽性でスロー~ファストパートと楽曲の幅は結構広いです。スローパートでの暗い展開は非常に素晴らしいです。この作品、2枚組みなんですが両方合わせて2時間を越える長編的な作りになっています。さすがに通して聴くと少し疲れますが、冗長な感じはなく飽きずに聴き通せます。個人的にはヒットな一枚。

試聴がたくさんできますよ。
courtship of the discardedwhite devil, black metalblack fire serenity
cruelty juggernautare lunarticthrough the womb of the moon

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